2016年04月08日
試作タントー制作過程02
試作中のタントーポイントナイフの切削が終わった。
3Dプリンタで作ったハンドルをハメてみたら当たり前ながらぴったりだったので、少々嬉しくなってうっかり裸の写真を撮り忘れたまま、さっさと熱処理に送ってしまった。
削り終わってみると分厚いこともあって中々迫力のある面構えになったかと思う。


スエッジは何mmだったかな。とにかくこの写真で見てもわかる程度にちゃんと厚みを残してあるので問題なし。

やっぱり立つ。でもラコタみたいにブレードが接地しないというわけでもない。


重量472gというかなりのおデブ。実用というよりは趣味性のナイフ。

エッジは0.5mmほど残した。ボールエンドミルによる切削痕が少々残ってるが、まぁ熱処理後でも消えるだろ!と言う意見を採用。
速やかに熱処理に送ったが、まとも?にナイフを作ったのは初めてなので歪まないかどうかは未知数。機械加工で両面均等に削っているはずなので歪んだとしたらデザインが悪いということだろう。まずはお帰りを楽しみに待とう。
3Dプリンタで作ったハンドルをハメてみたら当たり前ながらぴったりだったので、少々嬉しくなってうっかり裸の写真を撮り忘れたまま、さっさと熱処理に送ってしまった。
削り終わってみると分厚いこともあって中々迫力のある面構えになったかと思う。


スエッジは何mmだったかな。とにかくこの写真で見てもわかる程度にちゃんと厚みを残してあるので問題なし。

やっぱり立つ。でもラコタみたいにブレードが接地しないというわけでもない。


重量472gというかなりのおデブ。実用というよりは趣味性のナイフ。

エッジは0.5mmほど残した。ボールエンドミルによる切削痕が少々残ってるが、まぁ熱処理後でも消えるだろ!と言う意見を採用。
速やかに熱処理に送ったが、まとも?にナイフを作ったのは初めてなので歪まないかどうかは未知数。機械加工で両面均等に削っているはずなので歪んだとしたらデザインが悪いということだろう。まずはお帰りを楽しみに待とう。
2016年04月04日
試作タントー
ナイフの試作を開始した。
手始めに鋼材は440cを使う。選んだ理由は安価で手に入りやすく、それなりの硬度も出て、錆びにくいから。手始めというには余りにも分厚い10x50x300の板材を用いた。厚さが10mmもあると、板というより塊に近い印象を受ける。
その塊の写真は撮り忘れた。
デザインは3D-CAD、鋼材の切り出しはワイヤーカッター、切削はNCフライスという、徹底した近代的機械加工で製作する。1cmもあるステンレス板をボール盤と金ノコで切り出してたら私は途中で発狂すると思う。まずは切り出しだ。
工作過程を大いにすっ飛ばして、切り出したブツがこちら。


削る前とはいえ、我がデザインながら実に分厚い。

ブレードバックに滑り止め。

分厚いので立つ。

ハンドルのスペースはサバイバル小物入れにしようかと思っている。

厚さと幅のせいで、全体の印象はあまり大きく見えないが、全長は270mm程あり、それなりに大型のナイフ。

試しに意匠のようなモノを入れてみた。こういった加工が出来るのがワイヤーカットの強みだ。これを人力でやっていたら、やはり私は発狂するだろう。

サクラの形に貫通しております。
さて、次は切削だな。
手始めに鋼材は440cを使う。選んだ理由は安価で手に入りやすく、それなりの硬度も出て、錆びにくいから。手始めというには余りにも分厚い10x50x300の板材を用いた。厚さが10mmもあると、板というより塊に近い印象を受ける。
その塊の写真は撮り忘れた。
デザインは3D-CAD、鋼材の切り出しはワイヤーカッター、切削はNCフライスという、徹底した近代的機械加工で製作する。1cmもあるステンレス板をボール盤と金ノコで切り出してたら私は途中で発狂すると思う。まずは切り出しだ。
工作過程を大いにすっ飛ばして、切り出したブツがこちら。


削る前とはいえ、我がデザインながら実に分厚い。

ブレードバックに滑り止め。

分厚いので立つ。

ハンドルのスペースはサバイバル小物入れにしようかと思っている。

厚さと幅のせいで、全体の印象はあまり大きく見えないが、全長は270mm程あり、それなりに大型のナイフ。

試しに意匠のようなモノを入れてみた。こういった加工が出来るのがワイヤーカットの強みだ。これを人力でやっていたら、やはり私は発狂するだろう。

サクラの形に貫通しております。
さて、次は切削だな。
2016年04月01日
ツイストナイフv2
前回、ツイストダガーを造形してみて色々修正点が目についたので、特別、というか全く何の反響もなかったが、早速ver.2を制作してみた。
言ってしまえばプラスチックモデルなので実用品では無いが、面白いのでついやってしまった。
そもそもモデルにしたブツ自体が実用性の疑わしいブツなので金属て作ったとしても大差ないだろう。
ver.1では鞘もネジもなく、すぐにポロリと行く構造で、落として割ってしまったので根本の接合部もネジ式にして接着しなくても固定できる構造に変え、鞘の口やハンドルエンドのネジも再現した。
v1はそうでもなかったが、v2はマイクロテックの人が見たら怒るかしらと心配になるパチもん振りになったと思う。

全長はv1よりでかく、31cmほどある。

棍棒のような鞘。

5cm程でかくなったら、ものすごくでかくなったように見える。

鞘の口のネジはややきつく、少々修正が必要。

v1のハンドルの短い感じは解消し、ハンドルのチェッカリング?もより明確にしたので
細身でも全く滑りそうにない。

もしかしてオリジナルより長いかしら?

v1の120°程の捻りを90°に変更し、オリジナルのフォルムに近づいた。

ネジも綺麗に造形できた。

パチモノツイストダガーでした。
こいつはプラスチックの玩具みたいなもんですが、現在普通のようなあんまり普通でないようなナイフも製作中なのでその内公開できると良いなぁ。
2016年03月23日
ツイストナイフ
数年前、一部で「ツイストダガー」という禍々しい形状のナイフが話題になった。製造元のマイクロテックはロープが簡単に切れる等と言ってらしいが、某有名ブログに扇情的な取り上げられ方をしたことで省リテラシーの人々はヒステリックに反応した。
ダガーとは言うものの、このナイフの断面は三方手裏剣の如くであり、正確にはダガーではなく、改正銃刀法上もこいつをナニと規定する条文や定義はない。両刃の剣にあらず、槍にあらず、刀でもなし、合口でもなし。武器か否か、といえば意見の別れることになるだろう。
扇情的な記事で話題になったこと、常軌を逸した特異な形状であったこと、理由はいろいろあって、一部に所有欲を掻き立てられた人がいた。このナイフにはステンレス製とチタン製とあってチタン製の方は日本でも買うことが出来たという記事を読んだが、値段がクッソ高い事もあったし、こんな実用性のなさそうなブツは是が非でもほしい、というわけでもなかった。
しかし大分時が過ぎ、ふとしたキッカケで、ツイストダガーを作ってみた。勿論、殺傷力など無い、かる~いプラスチック製だ。造形の都合で分割しているので接着してないと不意にポロリとなったりする。

全長は凡そ26センチ程度

らせん構造は根元から先端までで概ね1/3回転していて、オリジナルより捻りがキツい

出来上がってみると随分細身

ハンドルはもうちょっと長くても良かったかな
自分の中のイメージだけで突っ走ったらオリジナルと結構違いが出てしまった。
まぁ完コピを目指したわけでもないので別にいいか。
塗装したらもうちょっとらしくなるかもしれんね。
でも模型としてはまぁまぁ面白いものになったと自画自賛。
『日々備える』などというブログタイトルにしておいて一発目でこれですよ。
はっきり言ってこれは何の備えにもならんわ。
今度はもうちょっと役に立てそうなものを作ってみましょうか。